そもそもブランディングってどういうこと？
私のサービスにも必要？具体的に何をすればいいの、、、？
このように考え、ブランディングについて混乱してしまうことはありませんか？
未経験の子育て主婦からWebマーケティングの学習をはじめたわたしは、まさにブランディングについて壁にぶつかり混乱していました。
これからWebマーケティングにおけるブランディングについてお話していきます。
- Webマーケティングに重要なブランディングとは？
- ブランディングの３つの目的
- 効果的なブランディングの手順
本記事は、実際に最前線で活躍する日本一のWebマーケターから直接教わり、
実際に子育て主婦をしながらWebマーケティングのプロを目指す私が実践している方法です！
Webマーケティングに重要なブランディングとは？
Webマーケティングにおけるブランディングとは、Webを通して行うブランディングのことです。
WebサイトやSNSなどを使ってブランドの価値を発信し、イメージを構築・強化して顧客に信頼感を与えるための重要な役割を持っています。
「ブランド」と聞くと、高級ブランドや、ブランド品などの表現が思いつき、
「高級」「おしゃれ」「贅沢」という表現に結びつくかもしれません。
しかし、「ブランド＝高級」ではありません。
なぜなら、ブランドとは、顧客が抱く印象やイメージのことを指すからです。
「このサービスといえば、これ！」と印象付けることこそが本当のブランディングなのです。
たとえば、コカ・コーラは以下の方法でブランディングを行っています。
視覚的なブランディング
コカ・コーラは独自のブランドを構築するために、独自のデザイン要素を駆使しています。
例えば以下の要素が含まれます。
- 赤と白の配色
- 独自のロゴ
- 特有のパッケージデザイン
- 魅力的なキャッチコピー など
これらの要素により、コカ・コーラは一目で識別できるブランディングを実現しています
一貫性のあるメッセージ
コカ・コーラは次の使命を掲げています。
コカ・コーラは
「世界中をうるおし、さわやかさを提供こと。」
という使命を掲げ、このメッセージを広告やキャンペーンで伝えています。
https://www.cocacola.co.jp/company-information/company-mission
この使命は、広告、キャンペーン、商品パッケージなどあらゆる要素で一貫して表現されており、ブランドの認知度と信頼性を高めています。
Webマーケティング
Webマーケティングにおいても、ブランディングを積極的に活用しています。
以下はその方法です。
- ソーシャルメディアを活用して、ブランドの価値観やメッセージを広めている。
- キャンペーンを通じて消費者との関係を深め、ブランドへの愛着を高めている。
- 顧客との個別のつながりを強化し、信頼性を構築している。
コカ・コーラはソーシャルメディアを通じて、ブランド価値を伝え、顧客とのつながりを築いています。
コカ・コーラの例からもわかるように、視覚的なブランディング、一貫性のあるメッセージそしてWebマーケティングの活用が、成功するブランド構築にとても重要な役割を果たしてくれるのです。
ブランディングの３つの目的
Webマーケティングのブランディングとは？についてお話ししましたが、
ブランディングには大きく３つの目的があります。
１．認知度や価値の向上
1つ目は認知度の向上です。
自社の商品やサービスを多くの人に知ってもらう役割があります。
「認知度」とは「知名度」ではなく、どんな想いで商品やサービスを提供しているのかなどのイメージを知ってもらうことです。
- Webサイト
- ブログ運営
- SNS運営
- オンライン広告
などを活用します。
認知度の向上は、新規顧客を獲得し、「○○ならこの商品」という認識を持ってもうことにつながるのです。
２．信頼性の構築
2つ目は信頼性の構築です。
信頼性が高い商品やサービスは、顧客からの支持を受けやすく、競合他社に対する優位性を確立することができます。
- 高品質なコンテンツの提供
- 迅速な顧客対応
- 実績や評判の強調
- コミュニケーション
などを通じて信頼性を構築していきましょう。
自社の商品やサービスに対して安心や信頼を持ってもらうことで、顧客との信頼関係を築いていくことができるのです。
３．リピーター（ファン）の獲得
3つ目はリピーターの獲得です。
リピーターの獲得は非常に重要で、売上に大きく貢献します。
マーケティングでは新規顧客の獲得も大切ですが、リピーターの獲得は重要と言われています。
「売上の8割は2割の優良顧客によるもの」とするパレートの法則もあり、売上に貢献してくれるリピーターの獲得はとても重要なのです。
- 品質の維持
- 特典や割引の提供
- 顧客とのコミュニケーション
- 購買後のフォローアップ
などを通じて、リピーターを獲得しましょう。
リピーターの獲得は売上向上につながり、ブランドの継続的な成功には不可欠です。
効果的なブランディングの手順
ブランディングの目的についてお話しましたが、これから効果的なブランディングの手順についてお話します。
１．誰にどんな未来を届けるかを決める
ブランディングの手順１つ目は、誰にどんな未来を届けるかを決めることです。
誰にどんな未来を届けるかを決めるためには、以下の必要があります。
- ターゲット設定
- ペルソナ設定
- コンセプトを決める
一つずつ詳しく見ていきましょう。
ターゲット設定
まずターゲットを設定しましょう。
ターゲットとは、自社の製品やサービスにおけるユーザー層のことを言います。
正確なターゲットを設定することは、効果的なコンセプトを決めることにつながります。
ターゲット設定の方法は以下の通りです。
- 市場調査
競合の顧客層を分析し、自社の商品やサービスがどの層に最適かを把握しましょう。 - ターゲット設定
年齢（20代、40代など）、性別、職業、年収、家族・友人、性格、よく見るSNS、習慣や特性など詳細に設定しましょう
ターゲット設定はブランディングの成功にとても重要です。
次にペルソナ設定について説明します。
ペルソナ設定
ペルソナ設定は、ターゲット設定の次のステップです。
ターゲットを具体的に理解し、ペルソナを設定することで、効果的なブランディングを行うことができます。
ペルソナ設定の方法は以下の通りです。
- たった一人の人物像を決める
年齢、性別、職業、年収、貯金、結婚、子供、友人、所在地、趣味、性格、よく見るSNS、習慣、特性、大きな悩み、理想の未来などを一つ一つ詳細に決めます。 - 購買パターン
どのような製品やサービスを好むか、どこで買い物することが多いか、購買の頻度などを細かく分析しましょう。 - 悩みや不満を書き出す
お金、収入、将来、家族関係、友人関係、健康など様々な悩みを言語化し書き出しましょう。
ペルソナを詳細に設定することがとても大切です。
なぜなら、ペルソナを深く理解することが次のコンセプトを決める際に役立つからです。
コンセプトを決める
ペルソナを元にブランディングの基本コンセプトを決めていきましょう。
コンセプトを決める方法は以下の通りです。
- 書き出した悩みを明確にする
悩みや不満の裏には「こうなりたい」「こうであってほしい」という理想が隠されているため、コンセプトを決める際の参考になります。 - 解決す方法を検討する
実現可能性の高い解決策を検討しましょう。 - キーワードとして表現する
検討した解決方法や理想像をキーワードにしましょう。
コンセプトは、「誰にどんな未来を届けるか」を言葉にしたものになります。
ターゲット設定、ペルソナ設定をきちんと設定し、それに合ったコンセプトを決定することで、ブランディングの一貫性と効果を高めることができるのです。
２．コンセプトに沿ったデザインをWebサイトに反映
ブランディングの手順２つ目は、コンセプトに沿ったデザインをWebサイトに反映するということです。
決定したコンセプトに沿ったWebサイトをデザインしていきましょう。
コンセプトと調和するデザイン要素を選びましょう。
- カラー
- ロゴ
- キャッチコピー など
訪問者が最初に目にするのは通常、Webサイトのデザインです。
そのため、コンセプトに合致し、一貫性のあるデザインは、訪問者に安心感や信頼感を伝えるカギです。
コンセプトを明確に反映させるため、デザインに注意を払いましょう！
３．コンテンツによる情報発信
ブランディングの手順３つ目は、コンテンツによる情報発信です。
情報発信によって顧客を集め、徐々にファン化を促していきましょう。
コンテンツによる情報発信には様々なものがありますが、主要なものは以下です。
- ブログ
Webサイトにブログを設置し、コンセプトに沿った知識、情報、ニュースなどを共有していきます。
顧客に価値のある情報を提供することで、興味を引くことができ、信頼を築けます。 - SNS
顧客が日常的に目にするSNS上で継続的にアピールをすることで、イメージや認知度の拡大を図ることが可能になります。
SNSは、顧客とのコミュニケーションを促進する手段として効果的です。
これらの手段を通して情報発信を行い、顧客の認知度の向上、信頼関係を築いていきましょう。
まとめ
これまで、Webマーケティングにおけるブランディングとは？その目的と手順についてお話してきました。
- Webマーケティングに重要なブランディングとは？
- ブランディングの３つの目的
- 効果的なブランディングの手順
Webマーケティングのブランディングは、
WebサイトやSNSなどを使ってブランドの価値を発信し、イメージを構築・強化し顧客に信頼感を与えるための重要な役割を持っています。
認知度を向上し、信頼性を高めファンを獲得する３つの目的があります。
ターゲット、ペルソナを設定し、それらに合わせたコンセプトをしっかりと決めることで、Webサイトのデザイン、情報発信などに一貫性を持たせることができるのです！
この記事を読んで、ブランディングについて目的や手順を理解し、ご自身のWebサイトやSNSに反映していきましょう！
最後まで読んでいただきありがとうございます！
