最後まで読んでもらうためにはどうしたらいいの?
動画初心者のわたしにもできるかな、、
初心者がWebマーケティングを学び、動画コンテンツ作成をする上で、YouTubeの台本の作成や、視聴者に動画を最後まで見てもらうための方法はとても悩ましい課題ですよね。
ただ動画を作ってアップロードしても、
誰にも見てもらないどころか、思いもよらない批判のコメントが入ったなんてことになり得る可能性もあります。
本日は、Youtube開始11か月でチャンネル登録者10万人、1時間越えの長尺動画の再生回数が凄い!イングリッシュおさるさんの実例をもとに伸びる動画、最後まで見てもらえる動画を徹底的に検証していきます。
- イングリッシュおさるさんとは
- 冒頭5分で決まる!最後まで見てもらうためのテクニック
- 最終ゴールはLINE公式アカウント
- 視覚的要素からも興味付がされていた
- 最初の2秒が勝負!クリックしてもらうサムネイル
この記事を通じて、台本作成からクリック率向上のためのサムネイル作成まで、動画制作の鍵となるテクニックを学んで行きましょう!
是非最後までお読みいただき、動画作成の成功にお役立てください。
イングリッシュおさるさんとは
イングリッシュおさるさんは、YouTubeチャンネル『英語コーチ-イングリッシュおさる』を運営し、現在のチャンネル登録者数は約39.4万人、またLINE公式アカウントの登録者も約19万人に達しています。
本日は、イングリッシュおさるさんの動画「【完全保存版】英検1級語彙満点&英単語検定1級取得者が教える最強英単語暗記法」画を徹底的に検証していきます。
実は、イングリッシュおさるさんはYoutubeによる広告収入収益を上げるための目的で動画配信をしているわけではありません。
Youtube動画は集客の手段として活用されています。
動画内でLINE公式アカウントへの誘導が行われ、ご自身が販売する英語教育コンテンツの販売に成功しているのです。
どのようにして視聴者に興味付を行い、LINE公式アカウントへ誘導しているのでしょうか。
そこにはさまざまなテクニックが隠されていました!
徹底的に検証していきましょう!
冒頭5分で決まる!最後まで見てもらうためのテクニック
1.動画を最後まで見てもらうには冒頭5分が大事
動画を制作する際、冒頭の5分はとても重要です。
視聴者は最初の数分でその動画の内容や価値を判断します。
実際のイングリッシュおさるさんの動画の視聴データでは以下のように推移することが多いようです。
- 冒頭15秒~30秒で50%の視聴者が離脱
- その後、緩やかな下降線を描き、最終的にある数値に落ち着く
上記からも分かる通り、冒頭を乗り切ることができれば、動画を最後まで見てくれる可能性が高まると言えます。
したがって、冒頭5分は非常に重要なのです。
イングリッシュおさるさんの動画でも、冒頭の5分間に視聴者の注意を引き付け、最後まで視聴させるためのテクニックが駆使されています。
2.冒頭5分に使われているPASTORフォーミュラ
イングリッシュおさるさんの動画冒頭は、ご自身の著書でも言っているように、PASTORフォーミュラが使われています。
このフレームワークは、視聴者の問題を特定し、それに対する解決策を提案することで、視聴者の関心を引き付け、動画の最後まで視聴させるのにとても優れた手法といえます。
以下がPASTORフォーミュラです。
- P(問題の特定):悩みの代弁
- A(問題の拡大):問題の重大さを掲示
- S(解決策):問題の具体的な解決策を掲示
- T(変革と証明):実績の提示
- O(提案):視聴者への呼びかけ
- R(返答の呼びかけ):視聴者からのレスポンスを求める
具体的にどのように使われているのか動画と照らし合わせて見てみましょう!
①P(問題の特定):悩みの代弁
動画冒頭で、多くの視聴者が経験してきたであろう悩みや問題を代弁しました。
「みんな今まで『単語が中々覚えられない』『どうやって覚えていいのかわからない』『覚えたはずなのに実際の会話では使えない』っていう経験あるんじゃないかな。」
②A(問題の拡大):問題の重大さを掲示
問題の重大さを明確に示しました。
「なぜなら英語が覚えられなくて、しかも会話では絶対使えない方法で覚えようとしているから。だから難しいと思っちゃうんだよね。」
③S(解決策):問題の具体的な解決策を掲示
問題の解決策を提案しました。
「そもそもこの最初のアプローチの仕方を変えないといけないんですね。なので今回は、効率的に単語が覚えられて、しかも実際の会話で使える、正しい英単語暗記法を紹介します。」
④T(変革と証明):実績の提示
自身の実績を示しました。
「実は僕は『この方法』を使って前の動画でも言ったんですけど、20000語以上の英単語を覚えてきて、超難関である英検一級の語彙セクションで25問中25問正解できたし、マイナーの試験で知らない人もいると思うんだけど英単語検定1級も取ることができました。」
⑤O(提案):視聴者への呼びかけ
視聴者に対して、提案を行いました。
「だから『今回紹介する方法』を知ってもらえば単語を覚えられるだけではなく実際の会話でも使えるようになります。そして、日常英会話、仕事、英語の試験でも二度と困らない単語力がつきます。」
⑥R(返答の呼びかけ):視聴者からのレスポンスを求める
最後に、視聴者からの反応を促すメッセージを組み込みました。
「あと今回紹介する方法以外にも最短最速で英語を習得するためのステップをすべて動画にしているので、そういった動画を見逃したくない人は今のうちにチャンネル登録しておいてください。」
このように、PASTORフォーミュラのフレームワークを活用し、視聴者の関心を引き付け、動画の最後まで興味を持たせることに成功しています。
最終ゴールはLINE公式アカウント
FAB法でベネフィットを伝える
イングリッシュおさるさんの動画では、最終的なゴールとしてLINE公式アカウントへの誘導が行われています。
この誘導には、FAB(Feature, Advantage, Benefitの頭文字をとった法則)というコピーライティングのテクニックが使用されています。これにより、視聴者に対して明確なベネフィットを伝え、アクションを促しています。
FABの要点は以下の通りです。
- Feature(特徴)
- Advantage(利点)
- Benefit(利益)
具体的にどのように使われているのか動画と照らし合わせて見てみましょう!
Feature(特徴)
「こちらの公式LINEでは、僕が英検3級、TOEIC280点の全くの英語初心者から2か月で英検1級、3か月で英会話習得、6か月でTOEIC900点を達成した、僕のすべてを詰め込んだ『成果にフォーカスした英語コーチング』を無料で配信しています!」
このように実績を提示し、LINE公式アカウントの特徴をわかりやすく説明しています。
Advantage(利点)
「学習効率が悪い、時間がない、継続できないと悩んでいて、超短期間で超効率的にあなたの求める英語力を手に入れて」
この部分では、学習効率が向上し、短期間で効果的に英語力を向上させ、自分の目標を達成する可能性が高まることが利点として示されています。
Benefit(利益)
「『なりたい自分』を実現したいのであれば、是非ですねこの動画下の概要欄から登録しておいてください!」
この部分では、英語を習得し、なりたい自分を実現するという具体的な利益が強調されています。
FAB法を使用して読者に製品やサービスの魅力を伝えるために、特徴、利点、利益の要素が効果的に組み合わさっています。
このように視聴者に対して明確なベネフィットを伝え、アクションを促しているのです。
視覚的要素からも興味付がされていた
動画の構成には視覚的要素も非常に重要です。
なぜなら、視聴者は動画を目で見て耳で聞いているので、視覚的な要素が興味を引くのに重要な役割を果たすからです。
イングリッシュおさるさんの動画では、単に台本だけではなく、視覚的要素からも興味を引き続けるための以下の工夫がされています。
- 画面余白の活用
- 飽きさせない工夫
- 一貫性を持たせる
これらの工夫がどのように動画に取り入られているのか、詳しく見ていきましょう!
1.画角からの心理効果
イングリッシュおさるさんは、動画では常に右斜め下の画角でお話をされています。
この右斜め下の画角には特別な理由があります。
それは、スティンザー効果を狙っているからです。
スティンザー効果とは以下の通りです。
- スティンザー効果
相手が座る位置によって、その人に対する感じ方が異なってくるという心理効果です。
右斜め下からの画角は視聴者に信頼感を与えてくれる効果が期待できます。
このように、イングリッシュおさるさんは、狙って右斜め下の画角からお話をされているのです。
2.飽きさせない工夫
イングリッシュおさるさんの動画では、画面余白が非常に効果的に活用されています。
この余白は、視聴者を飽きさせない工夫の一部です。
左側に画面の余白を持たせることで、視聴者は情報の過密感から解放され、動画内の要点に集中できるようになり、飽きさせない工夫が凝縮されています。
この余白の活用により、視覚的なストレスが軽減され、快適な視聴体験が提供されます。
また、動画中に話されている内容に合わせたイラストや具体的な単語やフレーズが表示され、視聴者に分かりやすく説明されることで、学習効果が向上しています。
画面余白を効果的に活用し、要点に集中することで、視聴者は飽きずに動画を楽しむことができ、動画内容に合わせたイラストや単語の表示を通じて分かりやすく説明する工夫が行われています。
この余白は、視聴者を飽きさせない工夫の一つと言えるでしょう。
3.一貫性を持たせる
イングリッシュおさるさんの動画は、一貫性を持たせています。
人は、物事を突き通すものを好むという心理効果を活用し、一貫性を持たせるということを大切にしています。
例えば、以下の物事で一貫性を持たせています。
- 同じ場所
- 同じ服装
- テロップ、ロゴ、文字はブルー
- 話のスタイル など
動画内のスタイルを統一することにより、視聴者は視覚的な安定感を得ることができ、信頼性が高まります。
一貫性を持たせることは、ブランドやチャンネルのアイデンティティを強調し、視聴者にとって親しみやすい環境を提供する役割を果たしています。
最初の2秒が勝負!クリックしてもらうサムネイル
サムネイルやタイトルは、動画を視聴してもらう前の段階においてとても重要です。
なぜなら、視聴者は動画を見る際にまずサムネイルを見て、その内容や魅力を判断し、動画を視聴するかどうかを決めることが多いからです。
一般的に、この決断の時間はわずかは1~2秒と言われています。
ですので、サムネイルとタイトルの工夫が非常に重要です。
以下では、次のポイントについて詳しく説明していきます。
- サムネタイトルの決め方
- サムネイルデザインの決め方
1.サムネタイトルの決め方
視聴者が動画を見るか見ないかはサムネイル次第と言っても過言ではありません。
動画を見てもらうためには、視聴者の興味を引く、クリック率の高いサムネイルを作る必要があります。
以下がクリック率を上げる3つの要素です。
- 短絡的快楽
- 逆説/衝撃の事実
- ネガティブ訴求
上記の要素を詳しく見ていきましょう。
①短絡的快楽
視聴者に短期間で変われるという期待を持ってもらうタイトルのテクニックです。
具体的にイングリッシュおさるさんの動画では、以下のワードが使われていました。
- 一撃で
- 一瞬で
- 最短最速
- たった一冊読むだけで
- たった1動画で全てわかる
このようにすぐにできるなら自分もやりたいと思ってもらえるワードを使い、視聴者に短期間で変われるという期待を持ってもらうタイトルのテクニックです。
②逆説/衝撃の事実
人は、常識を否定されると興味が湧くという心理効果を使ったテクニックです。
具体的にイングリッシュおさるさんの動画では、以下のワードが使われていました。
- 実は間違い
- 衝撃の事実
- 英語は聞くな
- 会話はするな
- 発音は聞くな
え!うそ!そうなの?○○しちゃだめなの?と興味を持ってもらい、クリックしてもらう心理効果を使ったテクニックです。
③ネガティブ訴求
人は、得したいよりも損をしたくないという心理効果を使ったテクニックです。
具体的にイングリッシュおさるさんの動画では、以下のワードが使われていました。
- 知らないと損!
- 知らないとヤバい
- これをしないと・・・
この動画を見ないと損をしてしまうかも、、、という心理効果を働かせて、クリックしてもらうテクニックです。
2.サムネイルデザインの決め方
サムネイルのデザインには、以下の要素を考慮することが重要です。
- 文字フォントは太め
- 文字サイズは大きめ
- 文字数は10文字以内
- 背景は暗め、文字とのコントラストを高く
これらの要素を工夫することで、視聴者の注意を引き込み、クリックしてもらう確率を高めることが可能になります!
1. 文字フォントは太め
サムネイルは、太めのフォントを使用することが鍵です。
- 太いフォントは視覚的に目立ち、小さなサムネイルでも読みやすさを提供します。
- 太いフォントを使うことで、視聴者は素早くテキストを認識し、興味を引きます。
サムネイルに太いフォントを採用することで、興味を引く効果を高めましょう。
2. 文字サイズは大きめ
サムネイルの文字サイズは大きくすることが重要です。
- 大文字は小さな画面でも視認可能で、クリック率向上に寄与します。
- 大文字は読みやすく、テキストの見逃しを防ぎます。
- 視覚的に強調され、サムネイルの内容を明確に伝えます。
サムネイルの文字は大きくすることで、視認性を高め、クリック率を向上する効果が期待できます。
3. 文字数は10文字以内
サムネイルのテキストは10文字以内に簡潔に保つべきです。
- 1~2秒で読みやすく、興味を引くために短いテキストが効果的です。
- 長いテキストは読みづらく、視聴者の興味を引くのが難しくなります。
サムネイルのテキストは短く、魅力的なキーワードやフレーズを使用して、視聴者に迅速に情報を伝えましょう。
4. 背景は暗め、文字とのコントラストを高く
サムネイルの背景は暗めの色合いを選び、文字とのコントラストを高くすることが大切です。
- 明るすぎる背景では文字が際立たず、視認性が低下します。
- 暗い背景に明るい文字を配置することで、高いコントラストを実現し、視聴者の注意を引きます。
サムネイルの背景と文字のコントラストを高めることで、視聴者の目を引いてクリック率を向上させましょう。
まとめ
これまで、イングリッシュおさるさんの動画を例に実際に最後まで読んでもらう動画について詳しく学んできました。
イングリッシュおさるさんとは
イングリッシュおさるさんは、YouTubeチャンネル『英語コーチ-イングリッシュおさる』を運営し、成功を収めており、その成功の裏には巧妙な戦略が隠されていました。
冒頭5分で決まる!最後まで見てもらうためのテクニック
冒頭の5分はとても重要です。
実際にイングリッシュおさるさんの動画では、冒頭にPASTORフォーミュラを使い、視聴者の問題を特定し、それに対する解決策を提案することで、視聴者の関心を引き付け、動画の最後まで視聴させるテクニックが使われていました。
最終ゴールはLINE公式アカウント
LINE公式アカウントに誘導するために、FABというコピーライティングのテクニックを使って、これにより、視聴者に対して明確なベネフィットを伝え、アクションを促していました。
視覚的要素からも興味付がされていた
イングリッシュおさるさんの動画では、単に台本だけではなく、視覚的要素からも興味を引き続けるため、「画面余白の活用」、「飽きさせない工夫」「一貫性を持たせる」工夫がされていました。
最初の2秒が勝負!クリックしてもらうサムネイル
動画を視聴してもらうためには、サムネイルが重要でした。
一般的に1~2秒の限られた決断の時間の中で、効果的なサムネタイトル、デザインがありました。
これらの内容を基に、動画作成に励んでいきましょう!
これらのポイントを念頭に置き、動画制作に取り組むことで、より多くの視聴者を引き込み、最後まで動画を楽しんでもらえることができるようになるでしょう。
是非、これらの戦略を活かして、成功を収めるための一歩を踏み出しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!